初心者のための韓国語勉強ステップ【韓国語は独学で身につく！】

K-pop、K-ドラマ、K-文化….最近韓国ブームが全世界で起こっています。この記事を見ている方の中にも、推しが韓国人、韓国ドラマを字幕なしで見たい、簡単に韓国旅行がしたいと思っている方が多いのではないでしょうか。

本日は韓国語全くの初心者の方向けに、韓国語が日常で問題なく使えるようになるまでのステップを4つに分けて紹介します。
今回紹介したステップを確実に踏み、韓国語マスターになってください！

ハングルは世界一簡単な言語

「日本人にとってハングルは世界一習得が簡単な言語」
これ、よく聞きますよね。実際はYesです。

文法が一緒、単語も似ている発音が多い、などなど、、世界一簡単と言われる要素はいくつかあります。
さらに、ハングルという文字とその組み合わせを覚えてしまうだけで、韓国語を読めるようになります。（意味は分からなくとも読めるようになる）
韓国語の単語は漢字を由来として作られたものも多いので、単語を覚えやすいというのも理由の一つです。

韓国語勉強法

ハングルの文字の何も知らない方をイメージして、韓国語の勉強法をステップごとに解説していきます。

【ステップ1】ハングルを暗記

まずはハングルを暗記するところから始めましょう。
ハングルの暗記やハングルの発音から始める方は、以下のような教材を使用するのがおすすめです。
実際にこの記事を書いているコリレンド編集部の私も、できる韓国語シリーズにはかなりお世話になりました。

まずはハングル文字とその発音を暗記しない限り何も始まりませんので、確実に暗記をしましょう。ハングル文字は英語で言うアルファベット、日本語で言うひらがなに値します。
しかし、日本語には「ひらがな/カタカナ/漢字」の暗記が必要なのに対して、韓国語はハングルのみで言語が完結しますので気負わずに始めてみてくださいね。

【ステップ2】文法の学習

ハングルをある程度暗記したら、簡単な文法の学習に入りましょう。
最初は、韓国語の敬語や、「～は～です」など、簡単な文章を作ることができるようになると良いです。

初級の文法をマスターしたら、中級の文法に移る前に以下の【ステップ2番外編】を挟みつつ、中級の文法に移ってくださいね。

【ステップ2番外編】単語の暗記

簡単な文法の学習を始めたら、単語の暗記を並行して行いましょう。
結局のところ、韓国語だけではなく言語はどれほど単語の知識があるかで変わります。

私が愛用していたのはキクタンです。韓国語の全種類攻略しています（笑）
暗記の方法は人それぞれかと思いますので、ぜひご自身に合った暗記の方法を見つけてくださいね。
例として、私が行っていた暗記方法と友人が試していた方法をご紹介します。

• 単語帳の単語の部分と意味が書いてる部分を緑のマーカーで覆い、赤シートで隠しながら韓国語の単語と意味をひたすらにテストする。
  1ページを10回往復して、次の日再テストを行い、答えられなかった単語の横に細い付箋をつける。（単語帳が付箋だらけになりますｗ）
• 単語を音読する自分の声を録音し、通学や通勤の際にひたすらイヤフォンで聞き流す
• キクタンには例文が載っているので、例文ごと暗記をする

【ステップ3】韓国語の絵本を読んでみよう

なんでここで絵本、、、？って方、ちょっと待ってください。
騙されたと思って、ご自身でお気に入りの韓国語の絵本を1冊もしくは2冊ほど用意して、飽きるほど読んでみてください。

絵本を選ぶポイントは、絵がついている子供向けの絵本を選ぶことです。
決して背伸びをして文字がぎっしりつまった本を選ぶのはやめてください。

絵本をすらすらと読み慣れることで、今後韓国語の読解に苦手意識がつかずスムーズに読み進めることができ、さらに絵本を使用することで絵から単語の意味を推測する力が身に付きます。その推測する癖が、今後試験を受けるときに重要になってきます。

【ステップ3】シャドーイング

ある程度の文法と単語が知識として蓄えられましたか？
そうしたら、次は発音矯正に入りましょう。
韓国語の発音は日本語にはない発音が沢山あり、案外難しいです。韓国人の中には、日本人が話す韓国語は可愛いという人もいますが、どうせ勉強するなら韓国ネイティブっぽい発音になりたい！そんな方はぜひ以下の方法を試してみてください。

1. お気に入りの韓国ドラマや映画を準備する
2. 音声は韓国語で、字幕は日本語もしくは字幕がない状態で視聴する
3. 視聴しているときに、俳優さんたちの音声にできるだけ近づけるように話してみる
4. 真似をするときは、音声と同時進行で口に出せるようにしましょう。後からついていくではダメです。

コリレンド編集部おすすめドラマ

【ステップ4】TOPIKの過去問を解く

ここまで来たら、皆さんすでにご自身の韓国語レベルに自信を持ち始めたころではないでしょうか。
単語もキクタンの中級当たり、文法も中級以上のレベルに達したら、ぜひ韓国語能力試験（通称TOPIK ）の過去問を解いたり、受験することを視野に入れてみてください。

試験を視野に入れることで、目標ができるので新しい気持ちで頑張ることができます。
何事も目標を作ることって大切ですよね

日本開催のTOPIK公式ページ、韓国教育財団のHPでは、過去問のサンプルを無料でダウンロードすることができます。
ぜひこちらからダウンロードした上でご自身のレベルを確認してください。

教材を購入する際には、以下の点を意識して選びましょう。

• 過去問が載っている、あるいは本番に近い問題集
• 問題の解説がついている

番外編

語学の勉強をするには息抜きも大切ですよね。
語学の勉強で一番モチベーションが上がるのは、その言語をネイティブで話す友達を作ることではないでしょうか。

日本在住の場合は、言語交換アプリもいいですがコリレンド編集部のおすすめは日韓交流会への参加です。
アプリで出会う友達は大体疎遠になってしまったりするのですが、交流会ではアプリで出会うよりその後の繋がりが深くなる可能性が高い気がします。実際に私はそうでした。

交流会と言っても様々ありますので、主催者を見て決めたり、年代が決まっている交流会だと気の合う友達も出来やすいです。
また、コリレンド編集部のおすすめは一般の方が主催している交流会ではなく、Youtuberなどある程度知名度のあるインフルエンサーが主催している交流会です。

交流会のデメリットとして、いつも同じメンバーが集まってしまうというデメリットがありますが、インフルエンサーが主催することにより、”いつもは交流会に参加しないけれども好きなYoutuber主催だから行ってみようかな”、という気持ちで参加する方が多くなります。
初めての参加でも参加しやすく、気軽な気持ちで参加できるのでお勧めです。

韓国語を楽しく学ぼう

韓国語初心者が韓国語を問題なく話すことができるようになる4つのステップ、いかがでしたでしょうか。
これから韓国語を独学で勉強しようと思っている方も、少し勉強につまずいている方も、効率の良い勉強法の参考になったら嬉しいです。